「バクマン。」原作・大場つぐみ/作画・小畑健

バクマン。 1 (ジャンプコミックス)

バクマン。 1 (ジャンプコミックス)


DEATHNOTE」のコンビが描く、漫画家マンガ。


多少説明しすぎな感もあるけど、面白い。
何より、今このマンガが週刊少年ジャンプで連載しているということが面白い。
DEATHNOTE」の時も思ったことだけど、
今のジャンプにどっぷり浸かった読者がこのマンガを読むという状況が面白い。


僕たちがいつも当たり前のように読んでいるマンガは、
漫画家の血の滲むような努力によって描かれたものであることを
常にとは言わないけど、たまに思い出すといい。


小学生くらいの読者はおそらくそんなこと考えもしないだろうからこのマンガを読んで、
世に流通しているマンガは全てそうやって描かれていることを知って感動するといい。


漫画家が今日も情熱を燃やしてマンガを描いていると思うと
自分も頑張ろうと思えてくる。
そんなマンガ。



また、大場つぐみガモウひろし説についても。
僕としてはこの話をずっとネタとして受け止めていたんだけど、
本単行本に掲載されている「大場つぐみが描いたネーム」を見ると
真実と考えるのが妥当っぽい。
真実だと分かってもまだまだネタとして十分面白いので、これはこれでズルイ。