トークイベント「鶴サーマル研究所」

ライター兼漫画原作者鶴岡法斎氏が静岡大学大学祭でトークライブ!


静岡大学の学園祭に出ます - 鶴岡法斎のブログ


ということで行ってきました。
トークライブを見に行く機会というのは少ないので、
前日から楽しみにしていて、
あらかじめ鶴岡氏が過去に書いた記事を読んで予習*1


エロ系のライターでもあるのでそっち方面でディープな話なのかなー
・・・と思っていたらあんまりエロ方面ではなく
もっと非エロなアングラ話がメイン。
エロ・グロ・ナンセンスだったらナンセンスがメイン。
グロも少々。
もちろんそっちも大好きなので大満喫してきました。


商業主義にまみれて、何が楽しいのか面白いのかすらも
ハッキリしない世の中。
そんな世の中で商業的に全く価値が無いとされるものばかりを集めて
そういうものに愛を注ぐ行為がいかに人間的で文化的であることか。
もちろんハタから見たら大馬鹿者と呆れられる行為なんだけど
僕にとってはとても魅力的に映った。
多趣味に生きる男の生き様。
人間の中で本質的にのんきな部分。
見習いたい部分が多くあった。


トークライブっていう特異な空間じゃないと
聴けないようなハードな話も多くて
「行ってよかったなぁ」と思える良いイベントだった。
文章や映像では伝えきれない存在感とか魅力ってあるんだなぁ、
と改めて思った。




と、真面目な話をしてみたけど内容は全然厳粛じゃなくて
開始早々から観客みんなで爆笑の連続。
最後まで笑いっぱなし。
音楽、画像、映像などいろんな資料を交えて
とにかく盛り上げる、盛り上げる。
またいろんな変な知識を仕入れることが出来たなぁ。


特にニーヌマンこと新沼謙治がかなり好きになってしまいました。
中学のときの友人が昔近所に住んでた、ということで
名前だけは知ってた人なんだけど*2
左官職人こね太郎」っていう歌のひょうきんさ、のんきさには腰が抜けた。
少しでもお金儲けのことを考えたらあんな歌は唄えないだろう。
それでいて誰が聴いても首をかしげつつも楽しめる。
もっとこういうのをみんなが聴く世の中になったら
もっと平和になるだろうと本気で思えた。


そんなわけでとりあえずニーヌマンが聴きたい。

*1:国際おたく大学」と「G20

*2:あとステージ上でハトが飛ぶことくらい。あ、それからニーヌ・マッケンジーっていうラジオネームを使ってる人が昔いた。そういえばこれも当時爆笑してた。