インターネット放送局企画説明会

杉山先生*1主催のインターネット放送局という企画の説明を受けてきた。
といってもご飯を食べに行っていろいろお話を聞いたり話したりしただけだけど。


高校時代、放送部で映像をやっていたけど、
編集が苦痛で、自分のセンスのなさに情けなくなって
もうやりたくないと思っている映像関係。
今もその気持ちはあまり変わってないけど、
またちょっとやってみたいという気持ちは少しある。


それとは別に将来的な話も考えていた。
社会全体が映像をもっと気軽に扱うようになるには
まだまだ時間がかかるだろうということだ。
iPodの新しい奴は映像を見ることが出来るし、
PSPを使って映像を見ているサラリーマンを電車で時々見る*2
でもまだまだ映像コンテンツとなっているものを
テレビのように気軽に見るという形にはなっていないし、
そうなるにもまだ時間がかかるんじゃないかと思う。
というか僕がそういう流れに疎い。


そしてそれを製作する側が増えるのにも需要がないのに供給は増えないから、
まだ時間がかかるんじゃないかとも思う。
大学とはそういった先進技術とかを学ぶ場所だと思うが、
僕にはまだ想像出来ない未来のことなのである。
想像出来ない、というのは映像コンテンツを作る労力が
実用レベルにまで下がる時代である。
といっても僕がその労力を過剰に判断してしまっている感じもする。
高校時代はとにかく無駄に苦しんで作品作りをしてたからなぁ。
今やったら案外もっと楽しんで出来るのかもしれない。


そんなトラウマのせいで僕は情報量が少ないものが好きになった。
シンプルイズベストというか、いかに情報量を減らして省エネで
意思を伝達したり情報を共有するかっていうほうが好きになった。
テレビ番組は情報量が多すぎて自分に扱いきれないと思ったからだ。
映画監督はあんなに長い映像を全部把握して作品作りをしているから
とんでもない才能だと思う。
とにかく、人に何かを伝えるのであれば一番効率が良い方法で、
いかに低コストで、伝えるかを考えたりした。


そんなわけで西島大介の漫画は情報量が少ない絵で
無駄が少ない感じがして好き。
無駄で出来てるような気もするけど、それも含めて好き。


閑話休題
ということでまだまだ映像にはコストがかかりすぎるので
ブログ関連の周辺のほうが興味があるなぁと思った。


ちょうど家に帰ったら岡田斗司夫が「爆笑問題のススメ」に出てて
プチクリのススメということについて喋っていた。
興味をもったことであれば才能になる、という話らしい。
いろんなことに興味を持ってそれに関してクリエイティブに
活動していくことが大事、みたいな。
そういう時代なんだと、思った。
ちなみに番組の最後に笹公人が監修している
シモネタンカ」というコーナーが始まっていた。
短歌も低情報量で意思を伝える、面白い手段だ。
笹公人の短歌は小粒でピリリと辛い面白さがあってハマった。


なんかいろいろ書いたところで眠くなってきました。
推敲する気も起きないのでここらで寝ましょう。
そうしましょう。

*1:キーワードは関係ありません。念のため。

*2:今のところPSP専用と思われるUMDというメディアを使った映像ソフトも販売されている。アダルト方面でも販売が始まっているのを見ると可能性があるメディアなのかも、とか思ったり。でもソニーだしなぁ。