ヒマについて
あーヒマだっ!
やることない!
こんな気分になったのは久しぶりだ。
今は電車の中。
いつもなら音楽聞いてるんだけど今日はワケあって置いてきた。
これが仇になった。
音楽聞けない、本も読めない、眠くもない。
だとするといったい何すればいいんだ!?
小さいころはヒマとか退屈ってのがもっと日常的だった。
毎日が当たり前のようにヒマだった。
いつごろからかヒマは姿を消した。
忙しくなったというのもあるけどそれ以上にヒマ潰しが巧くなったんだろう。
そう考えると世の中はヒマ潰しの道具に溢れていることに気付く。
今ムニムニいじってるこのケータイもそうだ*1。
ヒマ潰しが多すぎてヒマっていう感覚が麻痺しちゃってた気がする。
漫画「ピンポン」のなかでスマイルが、
「人生なんて死ぬまでのヒマ潰しだよ」
みたいなことを言ってたのを思い出した。
そんなセリフにリアリティを感じる世の中なんだと思う。