ペダルをこいで

タナカカツキの「オッス!トン子ちゃん」を読んでいたら
ふいに金八先生の話が出てきて思わず笑った。


ドラマはあまり見ないのに中学のときにやっていた
金八第5シリーズはかなりハマって見てた。
ネタに使ってたのはそのまんまそれだったからいろいろとフラッシュバック。
後にも先にも金八をちゃんと見たのはそのシーズンだけなんだけど、
これがすごい面白くて当時はトン子ちゃんのように友達と金八話をしてた*1


作中でもネタにされてる、♪ペ〜ダ〜ルをこ〜いで〜というサビの
「新しい人へ」という曲がどうしても聞きたくなったので
昨日金八のベストを借りてきて今聞いてます。
この歌詞がまた良い!
金八に励まされて元気が出る!
ペダルをこいでいける!


「スタートライン」って曲もちょっと覚えてた。
この曲も歌詞がすごくいい!
人が生きていくのは美しいことばかりではないけれど
暗部に目を向けて頑張って生きる姿は美しい!
ストーリー性もあって、曲全体を通してグっとくる。


どの曲もそうなんだけど曲それぞれにテーマがあって
メッセージ性が強い。
しかもそれでいて同じようなことを言ってるわけではなくて
青春の光と影をさまざまな切り口で語ってる。
たぶん物語に合わせた歌詞になっているんだろうけど
歌だけでもちゃんと完結していて感動できる。
奥が深い!海援隊


金八はリアルタイムから少し外れてしまうと
“今の若い子”のエネルギーに負けてしまって、
見ているだけで疲れてしまうのであまり向いていない。
高校のときやってたのは恥ずかしくて直視できなかった。
リアルタイムなら逆にちゃんとフィクションとして楽しめる気がする。
もちろん大分外れた今でもフィクションとして楽しめるだろう。
ああ、いまから借りて見たくなってきたなぁ。


オッス!トン子ちゃん (扶桑社文庫)

オッス!トン子ちゃん (扶桑社文庫)

光陰矢のごとし-3年B組金八先生主題歌集-

光陰矢のごとし-3年B組金八先生主題歌集-

*1:健次郎がお母さんを刺すシーンのマネとかしてた。←不謹慎。