「第六大陸〈1〉」小川一水

第六大陸〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

第六大陸〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

友人Rに薦められて読んだ。
最近小説を読むとなると電車の中なんだけど、
人目をはばからず泣きそうになること数回。
別に泣くとこじゃないんだろうけど、
僕にはやけにじんときた。
基本的には「プロジェクトXのSF版」みたいなニオイのする
開発者視点の近未来SF。
そういう物語としても秀逸で、描写も絶妙なんだけど、
ところどころでクローズアップされる人と人のやりとりのシーンで
じわぁーっと目頭を熱くさせられる。
ああ、下巻を借りるのが待ち遠しい。