購入と感想のメモ。

少女、ギターを弾く (1) (ワニマガジンコミックス)

少女、ギターを弾く (1) (ワニマガジンコミックス)

少女、ギターを弾く 2 (ワニマガジンコミックス)

少女、ギターを弾く 2 (ワニマガジンコミックス)

1巻の「逆走センチメンタル少女」という話が、
ちょうど直前に読んだジョージ朝倉の「ハートを打ちのめせ!」と
似たような話で、面白いデジャビュを感じた。
身も蓋も無い言い方をすれば、どっちも中学女子が自分の身体を使って
意中の異性をオトそうとするというお話。
手段と表現はアレなんだけど、ある意味直球勝負。
中学生の健気さっていいなーとか思っちゃう僕が不純なのか?
他、ギター少女とか文学少女とか頭の悪い話が満載。




野蛮の園 2 (ジェッツコミックス)

野蛮の園 2 (ジェッツコミックス)

2巻だけ買ってなかったから買ってきた。
西川魯介とのファーストコンタクトはこの単行本。
ドイツからきた幼女メカ先生がまさか5歳だったとは・・・*1
個人的に一番ウケたシーンは金属4年が後輩に
「お兄ちゃんって呼んでもいいんだぜ!」
っていうシーンでデブがウインクしてるとこ。
妙にさわやかで、こんな表情をしてみたいと思う。




トリコロ 2 (まんがタイムコミックス)

トリコロ 2 (まんがタイムコミックス)

こちらは1巻持ってないのに2巻見つけて悩んだ末どうしても読みたくなって購入。
キャラ構成はなぜか頭の中に入っていたのですんなりと読むことが出来た。
ところどころ1巻から引っ張ってくるネタはわかんなかったけど、
基本的に普遍的な笑いが満ちているんだなーと実感。
マジで難解で分からないネタとかちょっと泣ける話とか、
すーっと読み流して終わりにならないようになってるのも面白かった。
1巻読みたい。




僕の小規模な失敗

僕の小規模な失敗

人気の無い漫画家の生活と頭の中を垂れ流す、というとんでもない作品。
前から興味があったので勢いで購入。
共感できる部分もあり、激しく拒絶したくなる部分もあり。
これに比べれば自分は比較的マトモな人生を送っているんだなぁ、
と思ってしまう自分がまた空しくなるんだけど、
そう思えてくるようなプチ絶望の連続。
世間から見れば相当絶望的な状況でも、主観で描かれているから
それに気付いていなかったり、気付いていてもさほど問題視していなかったり。
というよりも問題の連続で麻痺しているというのが一番正しいかも。
その部分の表現がリアルで怖くなってくる。
分かってないのは自分だけ、みたいな感覚。
不条理で笑えるようには描かれているんだけど笑っていられない感覚は残る。
寝るまえに読んだら眠れなくなりそうな漫画。




以下、購入リスト。
感想とかはまた今度。
西島大介アトモスフィア (2) (ハヤカワSFシリーズJコレクション)
岩原裕二いばらの王 (1) (Beam comix)
岩原裕二コミック いばらの王 2巻 (Beam comix)
岩原裕二いばらの王 (3) (Beam comix)
岩原裕二いばらの王 (4) (Beam comix)
岩原裕二いばらの王 (6) (ビームコミックス)
富野由悠季,中村嘉宏オーバーマンキングゲイナー 4 (MFコミックス)

*1:どうでもいい事実。